iOS15.2をAppleがリリース。Apple Music Voiceプラン対応など
2021年12月14日(火)、iOS15.2をAppleがリリースしました。
Apple Music Voiceプランに対応やiPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxのマクロ撮影などの改善がされています。
iOS15.2をAppleがリリース。Apple Music Voiceプラン対応など
iOS 15.2
iOS 15.2では、Siriを使ってミュージックにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプとしてApple Music Voiceプランが追加されます。このアップデートには、Appプライバシーレポートやデジタル遺産プログラム、およびiPhone用のその他の機能とバグ修正も含まれます。
Apple Music Voiceプラン
Siriを使ってApple Musicのあらゆる曲、プレイリスト、ステーションにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプ
“Siriに話しかけてみてください”で再生履歴および“いいね”と“好きじゃない”に基づいたおすすめのミュージックを提案
曲をもう一度再生する機能で、最近再生したミュージックのリストにアクセス可能
プライバシー
“設定”のAppプライバシーレポートを使用して、過去7日間にAppから位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先などにアクセスされた頻度、およびネットワークアクティビティを確認することが可能
設定→Appプライバシーレポート→Appプライバシーレポートをオンにする
Apple ID
“デジタル遺産”機能により、あなたの死後にあなたのiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を故人アカウント管理連絡先として指定可能
設定→プロフィール→パスワードとセキュリティ
カメラ
iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxで超広角レンズに切り替えて写真やビデオをマクロ撮影するためのマクロ撮影コントロール
設定→ カメラ→マクロ撮影コントロールをオンにする
TV App
“ストア”タブで、映画をすべて1か所でブラウズ、購入、レンタル可能
CarPlay
Appleマップで、右左折車線、中央分離帯、自転車レーン、横断歩道などの道路の情報が詳しく表示されるように機能を改良(対応している都市のみ)
機能向上
このリリースにはiPhone用の以下の機能向上も含まれます:
iCloud+のサブスクリプション登録者が一意のランダムなメールアドレスを作成できる“メールを非公開”機能が“メール” Appで使用可能
省電力モード中のiPhoneを”探す”で最大5時間検出することが可能
“株価”で、ティッカーの通貨を表示したり、チャートを表示したときに年初来のパフォーマンスを確認したりすることが可能
“リマインダー”および“メモ”でタグの削除や名前の変更が可能
バグ修正
このリリースにはiPhone用のバグ修正も含まれます:
VoiceOverが動作中にiPhoneがロックされているとSiriが応答しないことがある問題
他社製の写真編集AppでProRAWの写真を表示すると、露出オーバーに見える場合がある問題
iPhoneがロックされていると、ガレージドアを含むHomeKitシーンがCarPlayから実行されない場合がある問題
CarPlayで一部のAppの“再生中”情報がアップデートされない場合がある問題
iPhone 13モデルでビデオストリーミングAppのコンテンツが読み込まれないことがある問題
Microsoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題