iOS17、iPadOS17。watchOS10、macOS14、tvOS 17をAppleが発表。スタンバイモードやジャーナルアプリなど
Appleが、iOS17、iPadOS17。watchOS10、macOS14、tvOS 17を、2023年6月5日(月)に発表しました。
新しい機能や改善などがあります。
簡単にまとめておきます。
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iOS17、iPadOS17。watchOS10、macOS14、tvOS 17をAppleが発表
iOS17
電話
パーソナライズされた連絡先ポスターが加わるということです。
ユーザーは自分の見た目をカスタマイズして着信時の表示を変えられるとのこと。
FaceTime
オーディオとビデオによるメッセージ、リアクションが加わるということです。
Apple TVでも利用可能になるとのこと。
メッセージ
メッセージの見た目が刷新。
1回タップするだけで表示できる展開可能なメニューからiMessageアプリにアクセスすることができるように。
ユーザーが目的地に無事に到着したことを家族や友人に知らせたい時に重要な機能である、安否確認も導入されるそうです。
AirDropとNameDrop
NameDropでは、ユーザーはiPhone同士、またはiPhoneとApple Watchを近づけるだけで、連絡先情報を簡単に共有できるそうです。
入力の自動修正と音声入力の改良
自動修正が全体的にアップデートされ、スペースバーをタップするだけで単語全体を追加したり文を最後まで入力したりすることが簡単にできるようになり、テキスト入力がこれまで以上にすばやくなるとのこと。
音声入力は新しい音声認識モデルを活用し、さらに精度が高くなります。
スタンバイ
iOS 17にはスタンバイが導入されるということです。、iPhoneを横向きで充電している時に離れた場所から見えるように設計されています。
スタンバイは、ナイトスタンドやキッチンカウンター、デスクでの使用に最適で、様々な美しい時計のスタイル、お気に入りの写真、または、適切なタイミングで適切なウィジェットを表示するスマートスタックを含むウィジェットを表示してパーソナライズすることができます。
スタンバイは、画面をタップするだけでいつでも簡単に表示でき、常時表示ディスプレイを備えたiPhone 14 Proでは、常に利用できます。
ジャーナル(日記アプリ)
ジャーナルという日記アプリが登場するということです。
デバイス上の機械学習を活用してパーソナライズされた候補が表示され、ユーザーに日記をつけるきっかけを与えます。候補は、写真、人々、場所、ワークアウトなどの直近のアクティビティから賢く厳選されるので、日記をつけ始めやすくなり、通知のスケジュールを設定すれば、日記をつけることの習慣化に役立つとのこと。
ヘルスケアアプリに新しい心の健康の機能が
ヘルスケアアプリに新しい心の健康の機能が加わるということです。
日々の気分や一時的な感情を記録したりできるそうです。
Siriが「Siri」で起動するように
また、Siriが、「Siri」で起動するようになるとのこと。Heyが不要になるようです。
iPadOS 17
ロック画面がカスタマイズ可能に
ユーザーはロック画面をカスタマイズすることが可能になります。
ライブアクティビティがiPadOSに導入され、ユーザーはスポーツの試合や旅行プラン、出前の注文など、リアルタイムの出来事をロック画面上で把握できるようになるとのこと。
よりパワフルなウィジェット
ロック画面とホーム画面でインタラクティブウィジェットを利用できるようになるということです。
PDFでの作業がさらに簡単に
PDFへの情報の入力が簡単になります。iPadOS 17は機械学習を活用してPDF内のフィールドを識別するので、ユーザーは氏名、住所、Eメールなどの情報を連絡先からすばやく入力できます。
Safari
「プライベートブラウズ」により、ユーザーはFace IDまたはTouch IDを使って、表示しているウインドウをロックできるほか、サイト越えトラッキングに使用されているトラッカーを削除できるとのこと。
ヘルスケアアプリがiPadに登場
iPadOS 17では、iPadにヘルスケアアプリが登場します。
ステージマネージャ
ウインドウの位置とサイズの柔軟性がさらに高まり、ワークスペースをさらにコントロールできるようになります。
watchOS10
watchOS10は、再設計されたアプリ、新しいスマートスタック、新しい文字盤、新しいサイクリングとハイキングの機能、心の健康をサポートするツールなどを提供するということです。
再設計されたアプリ
天気、株価、ホーム、マップ、メッセージ、世界時計などのApple Watchアプリは、Apple Watchのディスプレイをさらに活用して、情報をより一目で見やすくなっているということです。
新しいスマートスタック
新しいスマートスタックには、ユーザーの状況に応じてタイムリーな情報を表示し、どの文字盤からでもDigital Crownを回すだけで表示できるウィジェットが含まれるとのこと。
新しい文字盤
新たに2つのアーティスティックで楽しい文字盤、「パレット」と「スヌーピー」が登場するということです。
サイクリング
サイクリングワークアウトをwatchOS 10を搭載したApple Watchで開始すると、ライブアクティビティとしてiPhoneに自動的に表示され、タップすると、全画面表示になるそうです。
ハイキング
watchOS 10では、コンパスは2つのウェイポイントを自動的に生成するそうです。
心の健康
watchOS 10のマインドフルネスアプリでユーザーは便利な方法で瞬間的な感情や日々の気分を記録できるとのこと。
macOS Sonoma(macOS 14)
macOS Sonomaは、ウィジェットと美しく新しいスクリーンセーバによってさらに増えたパーソナライズの方法、Safariとビデオ会議の大幅なアップデート、最適化されたゲーム体験が可能ということです。
ウィジェット
ユーザーはデスクトップにウィジェットを配置することができるようになります。
また、ウィジェットギャラリーに便利にアクセスして愛用のものを見つけることができるとのこと。
よりスマートなビデオ会議体験
ユーザーはあらゆるビデオ会議アプリでより効果的にプレゼンテーションをしたり仕事を共有したりできるとのこと。
共有しているコンテンツの上にユーザーを表示することが可能になるなどするということです。
Safari
プロフィールはブラウズをトピックごとに分けて、クッキー、履歴、拡張機能、タブグループ、お気に入りを別々に保存する方法を提供し、ユーザーは情報を整理しやすくなるとのこと。
ユーザーは仕事用と個人用の両方のアカウントで同じサイトにサインインして、アカウントをすばやく切り替えることができるそうです。
Macのゲームが進化
macOS Sonomaにはゲームモードも導入され、パフォーマンスが貴重な数ミリ秒で左右される時にプレイヤーを有利にします。ゲームモードは、CPUとGPUでゲームに最も高い優先性を確保し、よりなめらかで、より一貫したフレームレートで最適化されたゲーム体験を提供するということです。
tvOS 17
FaceTime
Apple TV 4Kに初めてFaceTimeが登場するということです。
Siri Remote(第2世代以降)を探せる
iPhoneのコントロールセンター内でApple TVリモコンを起動して、Siri Remote(第2世代以降)を探せるとのこと。
ということで、iOS17、iPadOS17。watchOS10、macOS14、tvOS 17では、このようなアップデートがあるということです。